本研究会は、三木露風を新しい視点で研究することを目的とする。また未公開資料や作品の公開・研究をすることで露風の顕彰の動きを活発にすることを目的とする。
三木露風(1886年〜1964年)は、明治末から昭和中期において、近代日本を代表する象徴派詩人として北原白秋とともに「白露時代」を築き、詩人・歌人・童謡「赤とんぼ」の作詞者として活躍した。その露風が『山崎新聞』に寄稿していた大正15年以降の未公開作品や創作活動を検証することが研究会の出発点であった。
| 近藤代表の発見した新資料に関する露風と沖縄伊江島出身の詩人上里春生についての記事が『琉球新報』に掲載されました。「師弟関係を示す書簡と詩集発見 三木露風と上里春生」(2025年9月6日)、「上里春生、伊江詠んだ軌跡 未発表第1詩集 出版へ」(2026年4月4日) | |
| 近藤代表は「三木露風と沖縄の詩人上里春生―新資料による師弟関係とその作品―」(『日本大学通信教育部研究紀要』第39号、2026年3月)、「三木露風と黎明期の龍野図書館―国のさかえと我れよろこびぬ―」(『龍野図書館創立百周年記念誌 龍野図書館の思い出』2026年3月)を発表しました。 | |
| 11月1日、近藤代表が主催した科研費シンポジウム「三木露風 未来への遺産」がたつの市「霞城館」にて開催されました。本研究会メンバーの楠田真、高綱博文、近藤健史の3名の他、瀧口節子さん、和田典子さん、白石愛子さんが報告し、「露風の童謡を唄う」(歌:白石愛子さん、ピアノ山本千沙さん)を加え、露風の残した多くの遺産をどのように未来に継承すべきかについて露風の生誕地・童謡の里たつのから発信しました。
イベント チラシ(PDFファイル:860KB) |
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| 近藤代表の発表した三木露風と沖縄の詩人上里春生との師弟関係を裏付ける未公開資料の発見が、NHK沖縄(8月22日)、NHK兵庫(8月25日)、「沖縄タイムス」(9月11日)で報道されました。 | |
| 8月22日琉球大学で開催される「東アジア日本語教育・日本文化研究学会2025年度国際学術大会」において、福尾晴香さんが「三木露風の童謡をめぐって―近代日本における言葉と歌の共同性―」を発表します。 また近藤健史さんは「三木露風と沖縄の詩人上里春生―交流とその作品―」について新資料を公開して発表します。 |
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| メンバーの楠田真さんが、6月15日開催の「龍野地区まちづくり協議会(第26回)定期総会」後に「龍野が生んだ詩人 三木露風」を講演し、「わがまち龍野」第63号に要旨が掲載されました。 | |
| メンバーの楠田真さんが、2025年6月15日(日)たつの市立中央公民館において「龍野が生んだ詩人 三木露風」と題して講演します。住み良く活気あるまちにするため住民主体のまちづくりに取り組んでいる「龍野地区まちづくり協議会」主催です。 イベント チラシ(PDFファイル:287KB) |
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| 新メンバーとして福尾晴香さんが加わりました。福尾さんは日本近現代文学を専門とし、これまで現代詩人の伊藤比呂美の作品に関する研究を行ってきました。 2021年度に博士論文「伊藤比呂美における引用と越境の詩学—交差する時間/変異する言葉」を提出し、伊藤の詩に関する研究をまとめました。また主な論文としては「錯綜する引用と声/文字の重なり—伊藤比呂美「叫苦と魂消る」をめぐって」(『昭和文学研究』第77号、2018年9月)、「「空白」に刻まれた痛み—川上未映子『黄色い家』論」(『語文』176輯、2023年12月)などがあります。 |
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| 新メンバーとして直江純さんが加わりました。直江さんは神戸新聞社たつの支局長時代に三木露風に関心を持ち、2023年11月霞城館で催されたシンポジウム「露風生誕の地と赤とんぼ誕生の地を語る」において「記者が見た露風とたつの」を講演、パネルディスカッション「露風ゆかりの北斗市とたつの」にも参加しました。 神戸新聞に「宮沢賢治の詩集『春と修羅』三木露風が称賛、詩人2人が生前交流、手紙の控え発見」(2021年8月22日)、「関東大震災からの復興願い、三木露風の直筆原稿発見「(2022年1月24日)、「夕刻の鐘が奏でる『赤とんぼ』、露風ゆかりの北の大地に本紙記者が胸を」(2022年9月12日)などの記事があります。 |
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| 新メンバーとして楠田真さんが加わりました。楠田さんは論文「三木露風と童謡『赤とんぼ』―生誕130年によせて―」『国際文化表現研究会』(第16号、2020年3月)などや講演「三木露風とふるさと龍野」(2024年10月27日、揖保川図書館文学ゼミナール)など、露風研究で活躍しています。 イベント チラシ(PDFファイル:3.2MB) |
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| 本研究会代表は、2024年12月15日(日)たつの市立龍野図書館創立百周年記念行事において「三木露風と龍野図書館―国のさかえと我れよろこびぬー」と題して講演を行います。 龍野図書館は露風がふるさとに図書館が必要だと説き資金100円を寄付したことを契機に、第一歩として大正11 (1922) 年龍野小学校の一室に簡易図書館を開設、大正13 (1924) 年12月19日龍野町立龍野図書館として創設され100年を迎えます。露風は資金・経費・図書などを寄付しています。 イベント チラシ(PDFファイル:262KB) |
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| たつの市の霞城館にて、三木露風の友人・花と反戦詩人の内海信之生誕140年を記念して特別展を開催しています。10月19日(土)~12月1日(日) また、本研究会代表による記念講演「再発見 内海信之―三木露風と石川啄木との交流から―」を12月9日(土)に開催します。 イベント チラシ(PDFファイル:406KB) |
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| 本研究会代表の主催するシンポジウムを2024年6月23日(日)に三木露風の母碧川かたの生誕地である鳥取市で開催します。 イベント チラシ(PDFファイル:369KB) |
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| 本研究会の研究成果、三木露風と石川啄木の関係について「中日新聞」(2024年1月13日(土)朝刊、13面)に掲載されました。 石川啄木の歌は「価値が乏しい」 詩人・三木露風が寄稿の新聞記事見つかる 酷評と裏腹に生き方に共感:中日新聞Web |
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| 中日新聞の啄木記事は「啄木の息」で紹介されています。 三木露風は啄木の後期の短歌を〈詩才が枯れてきたから〉と断じたが…… - 〖 啄木の息 〗 |
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| 露風の故郷のたつの市の「霞城館」において、北海道北斗市とたつの市の友好を深めるため以下のイベントが開催されました。 ①10月20日(金)~12月24日(日)霞城館特別展「三木露風とトラピスト修道院~露風がつなぐ 北斗とたつの~」 ②11月4日(土)シンポジウム「露風生誕の地と赤とんぼ誕生の地を語る」 ③11月18日(土)「第22回 三木露風コンサート」 本研究会代表は、11月4日(土)13時~16時に開催されるシンポジウム「露風生誕の地と赤とんぼ誕生の地を語る」において「トラピスト修道院時代の三木露風」と題して講演、パネルディスカッションのコーディネーターを務めます。 イベント チラシ(PDFファイル:770KB) |
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| 本研究会の近藤健史と高綱博文が、5月18日(木)~20日(土)まで露風ゆかりの北海道函館市中央図書館と北斗市のトラピスト修道院に資料調査・情報収集に行ってきました。 トラピスト修道院では、展示室、ルルドの洞窟、露風の住居跡、露風の詩碑などを巡り、函館湾や津軽海峡が見渡せる「当別風の丘」で昼食。午後は、神父様の案内で修道院内部を見学、当時の露風の生活を感じてきました。 また、当別リタ教会隣の「リンドウ館」において北斗市観光協会の齊藤亮さん、「北斗学」の工藤世一さんや地元の露風ファンの方々、函館市在住の石川啄木研究家櫻井健治さんと、「露風となか夫人」や「三木露風と石川啄木」について懇談をしました。露風ゆかりの北斗市と函館市とが協力して露風顕彰の動きを活発にし、北斗市とたつの市とが早期に友好関係を結ぶことを切望するなど、大いに盛り上がりました。
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| 研究会代表が、令和4年12月17日兵庫県宍粟市の「宍粟学講座」において「文学の郷 山崎―三木露風と山崎新聞―」と題して、山崎文壇や山崎新聞に新風を吹き込んだ三木露風・中原竹鳳・安田青風について講演を行いました。 令和4年度 第5回 宍粟学講座(PDFファイル:999KB) |
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| 本研究会代表によるシンポジウム「再発見 三木露風・母かた・妻なか」が、10月22日(土)13時より露風の故郷たつの市の「霞城館」において開催されました。キリスト教文学や三木露風研究の第一線でご活躍の山根道公ノートルダム清心女子大学教授、和田典子元姫路大学教授と共に、新しい視点により再発見した魅力を報告しました。 シンポジウム チラシ 表(PNGファイル:4.5MB) シンポジウム チラシ 裏(PNGファイル:6.4MB) |
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| 令和4年3月23日、露風の「函館童謡童話劇大会」や「修道院創立25年記念」での講演、露風夫妻が暮らした教師館の様子など、新資料を基に北斗市にかかわるエピソードについて北海道北斗市観光協会主催「赤とんぼ勉強会(応用編)」で講演しました。露風は北斗市について、「ローマより美しい景色」であり「七つの岬の見える幸福を感じる」ところと言っています。 | |
| 本研究会プロジェクトによる、たつの市の「霞城館」所蔵資料調査により、三木露風の未発表随筆「トラピストのクリスマス」が見つかりました。この成果が、11月30日付北海道新聞・夕刊に掲載されました。 北海道新聞 2021年11月30日 夕刊(PNGファイル:877KB) |
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| 本研究会プロジェクトによる、たつの市の「霞城館」所蔵資料調査により、三木露風と宮沢賢治の交流を示す新資料が発見されました。この成果が、神戸新聞8月23日号(第1面・社会面)に掲載されました。 詳細はこちらからご覧いただけます。 また、8月31日付の「岩手日報」(写真)にも掲載されました。 10月8日(金)NHK「Live Love ひょうご」でも紹介されました。 10月17日付の「読売新聞」(社会面)に掲載されました。 |
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| 「三木露風の未公開作品と資料の整理・公開及び露風の再評価に関する発展的研究」にて令和5年度科学研究費補助金(基盤研究C)採択(令和5年度~令和7年度) | 近藤 健史 |
| 「三木露風の未公開資料の公開・整理及び基礎的研究」にて令和2年度科学研究費補助金(基盤研究C)採択。(令和2年度~令和4年度) | 近藤 健史 |
| 令和元(2019)年10月6日、近藤健史と高田智之(「山崎新聞」発掘者)が、たつの市の霞城館にて「現代によみがえる三木露風と『山崎新聞』」露風誕生130年記念講演をしました。 | 近藤 健史 高田 智之 |
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